絵画コンクールレポート

第11回審査会の様子をご紹介します

9月下旬、世田谷児童絵画コンクールの審査会が行われました。

\審査の様子や先生方のコメントは動画でもご覧いただけます/

審査会では、応募者の名前を伏せた上で床に絵画を並べ、すべての作品を審査します。
審査でたいせつにしているのは「落とすのではなく、上にあげる」こと。
審査員がひとりでも推薦すれば残すという方法を繰り返し、話し合いを重ねることで受賞作品を決めていきました。





今年は、低学年のお子さんのクオリティの高い作品を多く目にしました。
高学年に引けを取らないレベルの作品を前に、審査員からも驚きの声が上がりました。

惜しくも賞に選ばれなかった作品に対しても「構図がいいよね」「伸び伸びとした線が素晴らしい」「将来性がある」といった言葉が出ていたことも印象的でした。







このコンクールは、たくさんのアンバサダーのみなさんにご協力をいただいています。
応募情報の入力やスキャン作業をはじめ、審査会の運営や絵画展の準備まで、アンバサダーさんのお力なくしては成り立たないのです。
今年はコンクールを卒業していったお子さんにもはじめてご参加いただきました。形をかえてコンクールに関わっていただけることは、私たちにとってもうれしいことです。





応募してくださるお子さんはもちろん、審査員の先生方、アンバサダーのみなさんによって支えられている世田谷児童絵画コンクールです。

世田谷美術館で絵画展〔第2期〕開催!
駒沢住宅・ギャラリー櫟での開催は終了しましたが、今年は〔第2期〕として、世田谷美術館にも展示されることになりました。〔第2期〕は、最優秀賞作品をはじめとする各賞の受賞作品と櫟賞を展示いたします。
子どもたちが何をみつめ、感じ、その感動がどのように絵に現れているのか、ぜひ実際の作品を見にいらしてください。

受賞作品のみの展示です
絵画展〔第2期〕2024年12月17日(火)〜22日(日)
世田谷美術館 区民ギャラリー(東京都世田谷区砧公園1-2)
10時〜18時(入館は17時30分まで)
※初日17日(火)は13時から/最終日22日(日)は17時まで

ぼくの町、私の好きな場所、絵画展