ギャラリー櫟で開催の企画展をご紹介しています。
企画展は不定期に催しておりますので、近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りください。
森や動物を描いた無数の点の集積と
そこに添えられた短い文章。
倉本聰さんの視点を通して、
春夏秋冬をめぐり、
循環する自然の体系が立ち現れてくるようです。
どうぞ無心のままに感じてください。
「THINK FOREST」活動第二弾として、日本を代表する脚本家、倉本聰さんの点描画展を開催いたします。
倉本さんは、40年以上前に北海道富良野市に移住。
2006年から閉鎖されたゴルフ場の跡地に種から育てた苗を植え、森の再生にも取り組んできました。
20年前より、森の木々や動物たちの気持ちを代弁するような点描画を描いています。
その絵と添えられた文章は、いまこそ人間の狭い視野だけで自然を捉えず、
時空を超える野生と感性が必要なことを教えてくれるようです。
【主催】伊佐ホームズ株式会社
【共同主催】森林パートナーズ株式会社 / 秩父FOREST
【協賛】秩父神社 / 秩父百年の森 / 秩父広域森林組合
【協力】産業能率大学経営学部 高原ゼミ
【特別協力】倉本財団
1935年東京都出身。東京大学文学部美学科卒業。1963年、脚本家として独立。1977年、富良野に移住。1984年、役者と脚本家を養成する私塾・富良野塾を設立。2010年閉塾後は、卒業生を中心に創作集団・富良野GROUPを立ち上げ、舞台公演を中心に活動する。
代表作は『北の国から』『前略おふくろ様』『うちのホンカン』(以上TVドラマ)、『悲別』シリーズ、『ニングル』(以上舞台)、『駅 STATION』 『冬の華』(以上劇映画) など。2017年に連続TVドラマ『やすらぎの郷』、2019年には新シリ ーズ 『やすらぎの刻〜道』 が放送された。
2006年よりNPO法人富良野自然塾を主宰し、環境保全にも力を注いでいる。ライフワークとして、森の様相を描く点描画と添え書きに取り組み、2017年より全国14ヶ所で「点描画展」が開催されている。
森の再生は、いま日本が取り組まなくてはならない課題です。それには、森と遠く離れた都市生活者こそが、もっと森そのものに近づき、森の仕組みや、人と森のあるべき関係を知ることが必要ではないでしょうか。
伊佐ホームズが立ち上げた任意団体「秩父FOREST」では、秩父での植樹会に加えて、「THINK FOREST 〜日本の森を考えよう〜」活動を開始いたしました。セミナーや展覧会など、多角的な視点で楽しいイベントを企画していきます。どうぞご注目、ご賛同ください。
●講師:山田 健
サントリー サステナビリティ推進部チーフスペシャリスト
●定員40名 ●参加無料
サントリー宣伝部のコピーライターとして、ワイン、ウイスキー、音楽、 環境などの広告コピーを制作。現在は「天然水の森」活動を推進している山田健さんを講師にお迎えします。
永続的に上質な地下水を得るためには、健全な土壌を育成し、微生物を含めた森の多様な生態系を守ることが必須だと、山田さんはいいます。「天然水の森」活動ではそのために、全国21カ所でさまざまな分野の専門家と共に先端技術を使って調査、研究を重ね、それぞれの森にあった整備、再生を行っています。その活動や同社の理念について、お話いただきます。
●ゲスト:市原 尚子 (株)ふたこ麦麦公社代表
高橋 知明 瀬田玉川神社禰宜
●定員15名 ●会費:4,500円 (お食事+ビール1杯付)
二子玉川の新たな魅力を発信し、地域を活性化させたいと
いう願いから、ふたこビールを生み出した市原尚子さん。
「もともと地域を見守り、地域と共に歩み続けるのが神社
の役割。神職は人と人とのつなぎ役だったはずです」とい
う高橋知明さん。共に、地域の人たちのつながりをつくり出し、自然環境の理解、保全にも通じるユニークで有意義な活動を展開なさっていらっしゃいます。
お二人をゲストに、ビールを片手にお話する会です。料理家の田上委久子さんが、ビールに似合う絶品料理をご用意くださいます。
一客の器、一枚の絵が、心を満たしてくれることがあります。身のまわりには、自分が美しいと感じるもの、好みのものを置いておきたいもの。
ギャラリー櫟は、「住宅建築は総合芸術である」という考えのもと、伊佐ホームズならではの暮らしの提案を行う空間です。工芸、美術、書道、骨董など、さまざまなジャンルに渡る展覧会を企画、運営しています。暮らしや日本文化にまつわるトークサロンやセミナー、音楽会、各種の講座も開催しています。
企画によっては駒沢住宅や茶室「未休庵」も連動して、生活空間におけるしつらいを繰り広げます。日本の住宅空間ならではの試みとして、お楽しみいただけることと存じます。
左上:香月泰男〈うに〉―「香月泰男小品展」より
右上:黒田泰蔵〈白磁花入れ〉/橋場信夫〈無題〉/ウスタニ・ミホ〈Jufu Ⅰ〉―「日常の美展」より
左右下:唐津焼 ―「鍋島緞通と唐津焼展」より
「日常の美」をテーマに、絵画、彫刻、陶芸、企画展でご紹介した作品など、古今東西境目なく展示しております。
開廊時間 : 10:00〜16:00 (水曜休廊)
※当面の間、営業時間を変更いたします。Tel : 03-5712-5513
Fax : 03-5712-5613