2015年6月15日「日本文化 和菓子あれこれ」展のお知らせ

 
和菓子はこんなに奥深く豊かな世界を持っていたなんて。そんなことを感じていただける展覧会が始まります。
ナビゲーターは、虎屋文庫の顧問、青木直己さんと、和菓子スタジオへちまを主宰する金塚晴子さん。会期中にはお二人によるお話の会を4回開催します。
展示されるのは、和菓子資料収集家である吉田隆一さんのコレクションから、主に江戸から明治時代初期の菓子の木型、図案帳、錦絵、そして菓子器などの貴重な品々。また、美術作家の永田哲也さんの作品も展示販売いたします。寿ぎのデザインが彫り込まれた木型を和紙でかたどった立体作品は、祝う気持ちの美しさを伝えてくれます。
味わい・歴史・かたちの記憶などを掘り下げる展覧会。どうぞご来場ください。

新・日本ぐらし 探求者たち 58
「日本文化 和菓子あれこれ」
ナビゲーター 青木直己(虎屋文庫顧問)・金塚晴子(和菓子家)

平成27年7月18日(土)〜8月3日(月)
10時30分〜17時30分
最終日は16時まで・水曜休廊

◎期間中の催し
青木直己さんと金塚晴子さんのお話の会(計4回)
つくり手と歴史家としての眼差しで語っていただく多様な和菓子の世界。
金塚さんがつくる、お話にちなんだ和菓子と、京都の老舗茶舗・一保堂の専門家が淹れる味わい深いお茶を召し上がっていただきながら、お二人の話を楽しんでください。

第1回 和菓子今昔
【和菓子】源氏物語ゆかりの「椿餅」
平成27年7月25日(土) 午前の部 10時半〜12時/午後の部 14時〜15時半

第2回 季節を味わう年中行事と和菓子
【和菓子】重陽の節句に因む「着せ綿」
 8月1日(土)午前の部 10時半〜12時/午後の部 14時〜15時半

会費:各回 3,500円
定員:各回 30名
※定員に達しましたので受付は終了いたしました

左:源氏物語にも登場する「椿餅」。金塚先生のアレンジもお楽しみに。
右:「着せ綿」。菊の花に真綿をかぶせた様子を表現したものです。

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