2016年4月25日『これだけで、幸せ』展、イベントご参加御礼。

去る4月2日(土)、小川糸さんとオカズデザインさんのトークイベントと食事の会を開催いたしました。第1回のイベント同様、多くの糸さんファン、そしてお客様にお越しいただきました。遅ればせながら、改めて御礼を申し上げます。

ここでは、賑やかで和やかな春の夕暮れ時に開催しました会の様子と、オカズデザインさんのお料理を少しだけご紹介いたしますね。

桜が満開となった当日、糸さんはお着物でお越し下さいました。
会場がパッと華やぎます。
今回、「糸さんの一生ものとは?」という企画チームの問いかけに、糸さんは「オカズデザイン」の吉岡秀治さんと吉岡知子さんのおふたりとのご関係を真っ先に挙げてくださいました。
おふたりと過ごす時間を何より大切にしてきた糸さん。オカズデザインさんが東京と岡山とを行き来する生活になるまでは、お正月のおせち料理をお互いに作り合ってきたそうです。
オカズデザインさんも、この日のために糸さんとの思い出の品をはじめ、岡山で採れた山菜や新鮮な野菜などを使った料理を準備してくれました。

・雪の下に貯蔵しておいたにんじん、柑橘類・ポメロ、ザクロ、紅芯大根のラペ
・山菜と鶏味噌(この鶏味噌は、糸さんが得意のおかず。伊佐通信でもご紹介させていただきました)
・ホタルイカとフキノトウのパスタ
・タラモサラダ
・フレッシュビターハーブと野菜のサラダ
・森の豚とビーツのパテ
・半熟煮卵
・イチゴのマリネ

「執筆をするには、とても体力がいるんです」という糸さん。食を大切にしているところもオカズデザインさんの時間がおいしくしてくれる料理、というコンセプトとつながります。会場で挨拶させていただいた社長 伊佐裕も、時間をかけてものづくりをする、糸さんとオカズデザインさんの姿勢が、伊佐ホームズの家づくりに通じるとコメントしました。

一生大切にしたいものは、時間をかけてつくられたもの、関係を紡がれてきたものに行き着くのかもしれません。
会期は最終日を残すのみ。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

新・日本ぐらし 探求者たち60
小説家・小川糸さんと考える、『これだけで、幸せ』展
2016年4月25日(月)まで
10時30分〜17時30分
最終日は16時まで、水曜休廊
伊佐ホームズ株式会社 駒沢住宅 ギャラリー櫟
協力/リビングデザインセンターOZONE・ノルディックフォルム

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