1. HOME
  2. イベント
  3. イベント
  4. みなさまとのご縁に感謝を込めて—「第7回 初夏の感謝祭」

みなさまとのご縁に感謝を込めて—「第7回 初夏の感謝祭」

2025年6月7日・8日の2日間にわたって開催された「初夏の感謝祭」。
伊佐ホームズで家づくりをされた方をはじめ、世田谷児童絵画コンクールにご参加いただいた皆さま、併設のギャラリー櫟をご利用いただいた方々など、私たちとご縁のある327名のお客様にお集まりいただきました。

「初夏の感謝祭」の様子は動画でもご紹介しています!


各界の名士による特別トークイベント

丸紅名誉顧問・國分文也さん「夢持てる世界を」

商社マン時代の貴重な体験談からはじまった國分さんのお話。「何が一番本当に僕のアセットかというと、やはり友達というか人脈」という言葉が印象的でした。

人とのつながりの大切さ、そして次の世代が夢を持てる社会をつくっていきたいという熱いメッセージに、会場の皆さまも深く頷きながら聞き入っていました。
〔家はカンバス〕中庭を囲む二世帯住宅


アニメーション監督・富野由悠季さん「人間が住むべき場所」

機動戦士ガンダムの原作者として知られる富野さんですが、実は「徹底的に宇宙開発大反対の人間」だとおっしゃいます。

長年のアニメ制作を通じて「人間が本当に住むべき場所」を考え続けてきた富野さん。「木造建築で家をつくりたかった」という思いを伊佐ホームズで実現していただきました。
〔私の流儀〕富野由悠季さん


気象学者・木村龍治さん「親子で考えよう。なぜ、地球は丸いのか」

「伊佐ホームズって何をつくる会社かわかりますか?」
まずは子どもたちへの問いかけからはじまった木村さんのお話。

家の中にいると家の形が分からないように、地球の上にいると地球の形はわからない。宇宙から見てはじめて、地球が美しい球体だということを知ることができます。

「もしも地球が立方体だったら」という映像を一緒に観賞しながら、地球が「球」であることの素晴らしさを教えてくださいました。科学の面白さを分かりやすく伝える木村さんのお話に、大人も子どもも目を輝かせていました。


妙法寺住職・久住謙昭さん「人生を豊かにするヒント」

「美味しいラーメンを食べてビールを飲んだ後に、お坊さんの話を聞くなんて珍しい状況ですが、呼んでもらえてとてもうれしいです」
ユーモアたっぷりの言葉で会場をなごませてくださった久住さん。すべてが短期的に判断される現代だからこそ、長期的な視点でものごとをとらえることの大切さをお話しいただきました。

デジタル化やAIが進歩しても、風のそよぎや香り、手を合わせることで感じる「身体知」の大切さは変わらない。そんな深いお話に、皆さま静かに聞き入っていました。
〔私の流儀〕久住謙昭さん

会場を彩った展示の数々

今年で第12回を迎える世田谷児童絵画コンクール。これまでの最優秀賞作品を展示しました。色鮮やかで生き生きとした絵に、多くの方が足を止めて見入っていました。
世田谷児童絵画コンクール

今年3月に桜新町にオープンしたコミュニティ書店「わたしの本棚」。伊佐ホームズが掲げる「地域社会への貢献」を、よりリアルに、より手触り感をもって体感していただける書店です。会場ではミニ本棚を展示し、店長の村壽がお客様にご案内いたしました。
Book Cafe「わたしの本棚」

伊佐ホームズが取り組む秩父の山での植樹活動の様子を映像とパネルでご紹介しました。
サザエさん森へ行く 植樹ツアー in 秩父 2024

伊佐裕の風景画も展示。山や里の地形を感じるままに大胆に描いた作品は、伊佐ホームズの家づくりの思想の土台でもあります。

みなさまとともに創り上げた「食のおもてなし」

伊佐ホームズのイベントではおなじみ、ギャラリー櫟のお客様でもある料理家の田上委久子さんにお料理をお願いしました。発酵調味料をふんだんに使った、目でも楽しめるやさしいお味。旬の食材を活かした美しい盛り付けに、皆さまから「美味しい!」の声が絶えませんでした。
《レポート》重陽茶会〔櫟ひろば14〕

当社で家づくりを手がけたご縁から、西小山の「かがた屋酒店」さんにセレクトしていただいた選りすぐりの日本酒やワインを、私たち社員がお客様にふるまわせていただきました。それぞれのお酒の特徴をご紹介しながら、お酒を通じた楽しい会話が弾みました。

こちらもおなじみ、二子玉川生まれのクラフトビール「ふたこビール」。かわいらしい「ふたこビール号」で一杯一杯丁寧に注いでいただいたビールは、喉ごし抜群です。

前回に引き続き、博多ラーメン「一風堂」のキッチンカーが登場しました。一風堂の河原会長と伊佐裕の友人関係から実現したこのコラボレーション。その場で麺を茹でる出来たて熱々の本格ラーメンは大好評でした。

人と人とのつながりが生まれる場所

会場のあちらこちらで見られたのは、家づくりを担当した設計者や営業担当者が、お客様と楽しそうに歓談する光景でした。家づくりの思い出話に花を咲かせたり、お子さまの成長を喜び合ったり。
まるで家族や友人のような温かい関係性に、私たちもあらためて「人とのご縁の大切さ」を実感しました。

今回のイベントを支えてくださったのは、お施主様をはじめとする皆さまでした。トークイベント、お料理やお酒など、多くの方にご協力いただきました。
家づくりだけでなく、文化活動や社会貢献活動を通じてつながった方々との「価値共感共創ネットワーク」。このつながりこそが伊佐ホームズの力の源だと感じています。

私たちにとっても特別な2日間

お客様に喜んでいただきたいという一心で準備を進めてきた社員一同。でも実際には、一番楽しんでいたのは私たちだったかもしれません。
普段はなかなかお会いできないお客様との再会、新しい出会い、そして何より皆さまの笑顔を間近で見ることができた喜び。あらためて「この仕事をしていて良かった」と心から思えた2日間でした。

家づくりは完成がゴールではありません。むしろ、そこからはじまる長いお付き合いこそが、私たちにとって何より大切なものです。

今回の「初夏の感謝祭」を通じて、あらためて実感したのは「伊佐ホームズの財産は人である」ということ。お施主様をはじめとするお客様、そして共に働く仲間たち。このような人とのつながりがあるからこそ、私たちは今日まで歩み続けることができました。

これからも皆さまとのご縁を大切に育み、一緒に成長していきたいと思っています。お忙しい中お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
次回のイベントでも、お会いできることを心より楽しみにしております。