家と暮らしの物語

家は生き物のようです。完成=誕生した後、家具が配置され、生活の道具が納められ、春夏秋冬も天気のいい日も嵐の日も経て、住む人の暮らしになじみ、成長していきます。そこにはその家だけの、数々の物語があります。

 シンプルな構成が醸す、上質と気品

端整で清々しいコンクリートの外壁。影をつくり、潤いを添える木々や植栽。すーっと奥に伸びていく敷石のアプローチ。関山邸は、美術館と間違えられるというのも納得するような、気品と威風を備えた家である。

第二回 老梅と書がつなぐ家族の歴史

築50年を超えていた家を、長男と次女それぞれの一家との三世帯住まいに建て替えたK邸。書家であった義父が愛した梅の木や、作品を並べた小さなギャラリーなど、ひとつひとつが家族の心を結びつける。

第一回 人生と芸術

現代美術ギャラリーを主宰するご主人と、ケータリングを手がける夫人。お二人がその仕事を通して積み上げてきた思いやアイデアをシャープなデザインに結実させた住まいには、すみずみまで独自の美意識が貫かれている。