
東京・目黒区にある「駒沢住宅」は、モデルハウスとしてだけではなく、家づくりのための素材館や、企画展覧会が行われる「ギャラリー櫟(くぬぎ)」、茶室「未休庵」などの別の空間の顔も併せ持っています。




シンプルな矩形平面。単純な切妻屋根(きりづまやね)の安定したフォルム。アルミのルーバーが町と内部空間をやわらかくつなぎ、夕暮れ時には骨格の整合性が強く浮かび上がります。モダンでありつつ、日本空間のエッセンスをもっています。


寝室。ヒバ材の天井・カーペット敷きの床・漆喰壁。天井高を抑えた空間は水平方向の拡がりを強調し低重心の心地よさを生む。



モデルハウス「駒沢住宅」の横にある素材館。日本の美意識の象徴ともいえる東大寺・正倉院を理想とした建築で、国産杉の無垢材を使用しており、特殊加工が施され燃えないのが特徴です。(杉板不燃外壁材「校倉」使用)
館内では、伊佐ホームズの家づくりの根幹となる、日本建築伝統の素材を保管・展示しております。素材館「校倉」の詳細はこちら



「ギャラリー櫟(くぬぎ)」はモデルハウス駒沢住宅の地下ドライエリアにあります。
あらゆる文化が交流する場所として、優れた作家によって生み出された工芸・美術・音楽をご覧いただく機会をご提供しております。
「ギャラリー櫟」の詳細はこちら



地下ドライエリアにはまた、茶室「未休庵」や、セミナーなどの文化活動の行われるスペースもあります。
文化活動の詳細はこちら
「わたくしの時間の上に存在する住宅」を探求し続けたこの仕事は、私にとって私が経験していない時代の遥か遠い過去を追想すること、経験した事のある大切な記憶を辿り、かつ未来を見据えると云う、実は誰しもが抱いていながら普段気付かない要素を抽出し、建築空間の中に積み上げると云う思索と具体化への設計の作業でした。
お陰様で、この駒沢住宅は「未完成の完成」であり、わたくしにとって明日の課題に取り組む為の大いなる想像力と示唆に富む住宅だとの確信を持つ事が出来ました。
東山魁夷画伯の名作「道」のように素朴ながら、清々しい道をこれからも住宅建築を通じて、踏んで行きたいと思っております。
最後に、この文章中のわたくしの表現の意味は、この仕事に長い時間携わった主たるメンバーや現場の職人衆、又、当社の社員や日頃同じ志を持つ仲間達の代名詞であることを明記して、ご挨拶とさせていただきます。
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