2010年2月20日
《東京都・世田谷区 注文住宅の伊佐ホームズ 最新情報ブログ》
日本に造詣の深い講師をお招きして月に一度、開催している連続講座 「日本・至高なる美を求めて」 。
今回は、拓殖大学日本文化研究所顧問の井尻千男先生を講師に、
「日本人の空間意識 ~東大寺と茶室」という講義が行われました。
今回の空間意識をテーマにした講義に先んじて、代表の伊佐から、「物事を見るときに大切なのは、“ヘソ”で見ることだと思います。“目”で見ているだけだと、とかく騙されやすい」という言葉がありました。これは、本業である建築物を見るときにも大変に役立つということです。
さて、井尻先生による講義は、元来、日本人の空間意識は歴史的に見ても大変大きな構想力に満ち満ちていたということから始まりました。たとえば、古くは東大寺や大仏などの壮大な建造物から、イギリスのヴィクトリア様式を取り入れた東京駅など。しかし、戦中生まれの先生は、巨艦・戦艦大和を例に出し、敗戦によって、自分たちの世代が大きな構想力を否定された日本人としての最初の世代と論じていらっしゃいました。
また、茶室など、大きいというキーワードに対する日本人の小さな空間意識にも触れたほか、東京駅から皇居前広場につながる松の木の配置について、“予定調和”をもつ日本人の素晴らしい造園技術だということまで、講義されました。
次回の「日本・至高なる美を求めて」は、3月13日(土)に開催されます。
講義内容は「たまゆらの永遠と美(2) サトリの形象としての禅芸術」です。
講師は、筑波大学名誉教授 竹本忠雄氏です。
お問い合わせ・お申し込みは、こちらのページまで。
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